セイコーエプソン株式会社

IFRSに対応するグローバル共通のプラットフォームとして SAP BOFCを21カ国82社に導入。連結データをBOで分析、グループ経営管理に活用。

各国が続々とIFRS(国際財務報告基準)を採用するなか、動向が注目された米国もIFRS へのコンバージェンスからアドプションへと方向転換し、その具体的なロードマップが衆目を集めている。日本でも、IFRSの強制適用が見込まれており、企業にとってその対応は喫緊の課題となる。
グローバル企業にとって、この流れは単に制度会計をグローバル・スタンダードに適合させるだけでなく、グローバルな経営管理の精度を高め、新たなグローバル経営戦略を展開する契機ともなる。海外の売上高が全体の6 割以上を占めるセイコーエプソンも、会社の体質・管理基盤の強化へ向け、IFRS適用に向けたプロジェクトを始動させた。

AP AWARD OF EXCELLENCE 2013
SAP戦略ソリューション部門「ザ・ベスト Analytics」受賞

今回のプロジェクトは難易度が高かったと思います。途中、進め方の軌道修正をしたこともありましたが、結果的には所定の納期通りに出来上がり、不備なく稼働でき、成果が出せました。
お互い、納得がいく財産が残るプロジェクトだったと思います。

セイコーエプソン株式会社
経営管理本部
財務経理部部長
戸枝 晶彦氏
  • 課題
    • IFRSに準拠し、かつ今後のIFRSルールの変化にも柔軟に対応しうる連結会計システムの構築
    • セイコーエプソングループ各社の会計情報の可視化と管理精度の向上
    • 連結決算業務の標準化と精度の確保
    • 連結会計システムをグローバルに統一することで、セイコーエプソン株式会社と各子会社の双方向コミュニケーションの向上とネットワークの強化を実現
  • ソリューション
    • 国内で初めてBOFC10.0 IFRS Starterkitを導入
    • 21カ国82社の子会社に対してBOFC(Web版)を導入。BOFC(Client版)についても世界3拠点(日本・亜州・欧州)に導入
    • 連結財務諸表作成における定期・定型的な連結計算、仕訳計上等、広範囲の連結処理を自動化
    • BOFCデータをDWHに受け渡しBOユニバースで分析する仕組みを構築、事業セグメント連結や地域連結など連結ベースの経営管理情報を提供
    • IFRSベースで策定された会計基準を具体的な連結会計システム・業務プロセスとして浸透・定着
  • 成功のポイント
    • 今後も変化しうるIFRS会計基準に柔軟に対応できる、ホワイトボックス化された仕組みの構築
    • 開発と並行してスキル・ノウハウをクライアントに蓄積するプロジェクト運営手法
    • グローバルメンバーの一体感を醸成

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